押村研の後輩にあたる村上くん(北海道大学)がセミナーをしてくれました。ES細胞からエピブラスト様細胞(EpiLC)への分化系を用いて,とてもおもしろい研究をしているのがわかりました。
2015年10月30日金曜日
2015年10月28日水曜日
2015年10月27日火曜日
コヒーシン
今日,角間キャンパスで行われた東京工業大学の村山先生のセミナーに参加しました。
コヒーシンcomplexの再構成実験なんだけど,とっても勉強になりました。
コヒーシンは,4つのコンポーネントからなる輪っかで,G2-M期の姉妹染色体分体をつなぎとめる役割を持っていることは昔からよく知っていたけど,G1期でもDNAについたり離れたりを繰り返して,クロマチン制御を行っているらしいです。特に,ローダーと呼ばれる分子がDNAとコヒーシンとの結合に重要であることは初めて知りました。
あと,村山先生のデータは,すごく綺麗でちょっと感動しちゃいました。今後の研究の進展が大変楽しみです。コヒーシンcomplexの輪の構造は,クロマチンループ構造を束ねるのに便利かなと思うので,個人的には,あの輪っかを使った遺伝子発現制御が解明できたらいいなあと思った次第です。
コヒーシンcomplexの再構成実験なんだけど,とっても勉強になりました。
コヒーシンは,4つのコンポーネントからなる輪っかで,G2-M期の姉妹染色体分体をつなぎとめる役割を持っていることは昔からよく知っていたけど,G1期でもDNAについたり離れたりを繰り返して,クロマチン制御を行っているらしいです。特に,ローダーと呼ばれる分子がDNAとコヒーシンとの結合に重要であることは初めて知りました。
あと,村山先生のデータは,すごく綺麗でちょっと感動しちゃいました。今後の研究の進展が大変楽しみです。コヒーシンcomplexの輪の構造は,クロマチンループ構造を束ねるのに便利かなと思うので,個人的には,あの輪っかを使った遺伝子発現制御が解明できたらいいなあと思った次第です。
2015年9月29日火曜日
Mupidの修理
2015年9月27日日曜日
2015年9月18日金曜日
Rubber Cement
アメリカのドラッグストアに行けば,どこでも2ドルくらいで手に入れることができるラバーセメント。日本では,なかなか一般に馴染みのないものですが,自転車のパンク修理や手品などに用途があるようです。アメリカでは子どもの図画工作によく使われるゴム糊(のり)のことで,接着後に簡単に剥がすことができる点が便利です。私たちは,このラバーセメントをDNA-FISHの実験に使っています。使い方は,2 well チャンバースライド1 well(20mm x 20mm)あたり10μl のハイブリバッファー+ラベリングプローブをのせ,泡が入らないようにスライドグラスをかぶせた後,スライドグラスのまわりをシールするようにこのラバーセメントをのせます。こうすることで,ハイブリに使うバッファーの蒸発を完全に防ぐことが出来るので,使用するバッファーの量を極力少なく出来ます。通常,80〜100μl程度必要なハイブリバッファーが約10分の1の10μlまで少なくすることが可能です。是非,一度使ってみてください。
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